ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2021.2.1 15:43メディア

真っ当な医師が出たら放送事故!?【モーニングショー監視塔】

新型コロナ感染は明らかにピークアウトして、
毎日の報告数も減少傾向。
羽鳥慎一モーニングショー、
特に玉川徹はこれに相当の危機感を
抱いているようで、今朝の放送では
明らかに余裕をなくしていました。

玉川は、都のアドバイザーの医師が
緊急事態宣言解除の目安を
「都内の新規感染者数を一日100人未満、
出来れば一桁になるまで」
としたことに対して玉川は、
「100人未満どころか、やっぱゼロを
目指すべきだと僕は思いますね!」と発言。

ここですかさず羽鳥がいつものように
「まあ、り、理想は、ゼロでしょうね、はい。
それは難しいと思いますけども、だからもう
できれば一桁」
とフォローを入れましたが、
今日の玉川はそれでは収まらない。
「いや、羽鳥さん、難しくないですよ。難しくないです。
難しいって言っちゃったらできないんで」
責め立てました。

「ゼロコロナ」なんて言ってたら、
常識の残っている視聴者から
おかしいと思われるということは
流石に分かっている羽鳥は、毎回毎回
玉川が「ゼロコロナ」を言うたびに
「ゼロは無理でしょうが、目指すことは
大事ということで」とフォローを
入れていたのですが、ついに玉川は
そのフォローにもブチ切れて、
「本気でゼロコロナにするんだ!
出来ないなんて言うな!」と言い出したのです。

ところが今朝はどう間違えたのか、
リモート出演に真っ当な医師が出ていて、
玉川の妄言を冷静に否定するという、
予想外の展開に!

聖マリアンナ医科大学病院感染症センター長の
國島広之医師は、玉川が検査の拡充で
無症状者まで徹底して見つけて「保護」
(共産党が「保護」と言ってるからか、
また「隔離」を「保護」と言うようになった)
すべきだと発言したのに対して、
「もしやりたいのであれば、週に3回とか、4回の検査を
全国民に向けてすると、そのくらいのことを
考えるべきでしょうね。そのロジができるかどうか」
と、事実上「無理だ」と回答。

それに対して玉川は、
「なんでそんな極端なこと言うんですか!」
と噛みつきます。

極端なことじゃなくて、それは
玉川が以前、自分で言ってた事なのですが、
それはシレっと「なかったこと」にして、
全員検査なんて極端なことをしなくても、
スクリーニング検査でも十分に実効再生産数は
下げられると玉川は言い出します。

しかしそれにも國島医師は、
「定期スクリーニングをしている人もいるが、
それで見つかるクラスターは全体の1割くらいで、
無意味とは言わないけれど、

それで感染が抑えられるということはない
というのが現実です」
と、あっさり答えます。

國島医師によれば、聖マリアンナでは
偽陽性が週に1人は出て、偽陰性は3割も出る
ということで、それだけでも検査で
感染を抑えようなんて発想が
いかにおかしいかは一目瞭然。

國島医師、あまりにも異常な玉川の発言に
呆れたのか、時折笑顔を浮かべながら
答えていましたが、
モーニングショーにとっては「放送事故」
のような、今日の番組でした。

 

トッキー

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

INFORMATIONお知らせ